北陸・信越地方のシロアリ発生時期と対応エリア

北陸・信越エリアでのシロアリ被害にお悩みならピコイにお任せ下さい！

北信越地方とは富山県、石川県、福井県の北陸3県と長野県、新潟県の信越地方の5県を合わせた地域で、長野県以外は本州の中央部に位置し、日本海に面しています。雪国として有名であり、北西からのモンスーンで日本海側気候により豪雪地帯ですが、その積雪は春先にかけて都市部に水を供給し、貴重な水資源となっています。しかし昨今は温暖化の影響により冬の積雪が雨に変わることが多く積雪量も減少しているようです。長野県は上記4件とは違い海岸から遠く内陸に位置していますので日較差や年較差が他県に比べて大きく湿度が低い内陸型気候になります。南北に長い地形なので各地域での気候の違いが大きいですが他の内陸県と比較すると冬の寒さは厳しく南部を除き豪雪地帯となっています。

主な中心地は新潟市と金沢市です。新潟市は北信越最大の人口を有しており、本州の日本海側にある都市では唯一の政令指定都市となっています。市の中心部には有名な信濃川が流れていて河口部には古くから港も開かれ、幕末には日米通商条約開港5港のうちの１つとなり、現在でも水陸の交通の中心となっています。2007年に政令指定都市になり、北区、東区、中央区、江南区、秋葉区、南区、西区、西蒲区の8地区があります。

金沢市は本州のほぼ中心に位置し、江戸時代には加賀百万石の城下町として栄えた都市であり、それにより文化も発達して加賀友禅や金沢箔など数々の伝統工芸を有します。戦災を受けていないため城下町の面影を色濃く残し茶屋街や武家屋敷の街並みが残っています。

深刻な被害をもたらす外来種「アメリカカンザイシロアリ」も生息

このように北信越は本州の中でも寒さが厳しく積雪量も多いのですが、寒いからシロアリが生息しにくい、ということはありません。ヤマトシロアリという種類は北海道から九州までの日本全域に生息し繁殖しています。主に枯れ木や朽ちた木などの湿った木材を好んで食害するので雨や雪の多い北信越地方も条件の良い繁殖地なのです。また、外来種であるアメリカカンザイシロアリも富山県と福井県ですでに発見されています。

シロアリの種類ページでもご紹介しておりますが、アメリカカンザイシロアリはアメリカやメキシコが原産で家具や梱包材とともに持ち込まれたようです。その名の通り乾いた材木を好み、従来のシロアリと違って羽アリが飛来することで食料となる木材や住宅への侵入を行うというのが特徴です。

北信越地方のシロアリ発生時期と時間帯

発生時期はおおよそ以下の通りです。

◆ヤマトシロアリ：4月～5月頃の午前中から日中

◆アメリカカンザイシロアリ：7月～10月頃の日中から夕方
　※6月～9月の間に羽アリが大量飛来するようですが条件によっては一年中発生の可能性があります。

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シロアリを見つけたらお近くの支店へ

自然界ではシロアリがいないと生態系が成り立たないほどの重要な役割を担っています。シロアリは木の幹に豊富に含まれる「セルロース」を栄養とし、山の倒木などをかじって土に還すことがシロアリの役割です。しかし人間の世界では住宅の木材がシロアリのエサとなり、最悪のケースでは住宅崩壊の危機があるためシロアリは住宅の天敵とされています。

大切な住宅で安心して生活できるように、ピコイではシロアリ予防やシロアリ駆除のアドバイスも行っております。まずはお近くの支店までご相談下さい。