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シロアリの発生と活動時期

シロアリの産卵時期

シロアリ

シロアリには産卵時期というものがなく、蚊のように夏だけ発生するというように決まった時期や季節があるわけではありません。、常に女王アリが家屋の地中で産卵を続けていると言っても過言ではありません。これは、ヤマトシロアリもイエシロアリも同様です。

シロアリは、コロニー(同一種の生物が形成する集団のことで繁殖のための群れのこと)と呼ばれる集団で巣を作って生活しており、中には王と女王が一匹ずついて卵を作り続けているのです。 それは、シロアリは比較的弱い生物だからで、これらを餌としている昆虫や鳥、動物がたくさんいるからで、個体数を減らさないよう常に産卵してコロニーの個体数を減らさないようにしているのです。

羽アリの発生する理由

羽アリの発生する理由

上記のように女王アリは継続して産卵しますが、時には巣の中のシロアリが増えすぎてしまうこともあります。そのような場合はコロニー内の個体数のバランスを保つために羽アリを発生させて巣から飛び立たせます。

この羽アリの発生する時期が春から夏にかけてなのです。羽アリはこの時期によく飛んでいるので室内に入ってくることがあるかと思いますが、もしも屋内に入ってきたり庭の周辺で見たりしたら要注意!シロアリかどうかチェックしてください。

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シロアリの羽アリとクロアリの羽アリの見分け方

普通のアリ(黒アリ)にも羽アリがいます。こちらはもちろん木材を食い荒らすというような加害はありません。シロアリとの見分け方を記載しますので参考にしてください。

◆羽の大きさ
シロアリは前後の羽の大きさがほぼ同じだが、クロアリは前の羽が大きい。

◆胴体
シロアリは寸胴でくびれがないがクロアリは腹部がくびれている。

◆発生時期
ヤマトシロアリは4月から5月。イエシロアリは6月から7月。クロアリは6月から11月。

◆触角
シロアリは数珠のような形、クロアリはくの字型をしている。

羽アリの発生時期とシロアリの活動時期

羽アリの発生時期

日本のシロアリは主に3種類でそれぞれ発生時期が微妙に異なります。

一番生息範囲の広いヤマトシロアリの羽アリは4月から5月です。南に多いイエシロアリは6月から7月。そしてまだ生息範囲の狭いアメリカカンザイシロアリは7月から10月といわれています。

  • ヤマトシロアリの羽アリ:4月~5月
  • イエシロアリの羽アリ:6月~7月
  • アメリカカンザイシロアリの羽アリ:7月~10月

ただし、羽アリが飛んだからと言ってシロアリがどこかへ行っていなくなったということではありません。シロアリは1年中活動しており、まだまだ巣の中にたくさんのシロアリが生息しているのです。つまり飛んでいった羽アリはコロニーのほんの一部にすぎないということです。コロニ―の個体数のバランスを保つために出て行き、オスとメスでペアになり、降り立った先で王アリ女王アリとなって新たなコロニーを作るのです。

羽アリの発生というのは普段目にすることの少ないシロアリを見つけやすく、シロアリの巣が身近にあるかどうかを判断するのにとてもよい機会です。発生時期にシロアリの羽アリがとんでいるかどうか注意してみてください。

次のページではシロアリと湿気の関係についてご紹介いたします。

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